[あやnote] 大好きなイトヒキフエダイが最近よくいて嬉しい

ファンダイビング
イトヒキフエダイ
こんにちは、佐藤あやのです。2018/7/19
天気:晴れ
気温:32℃
水温:27℃
スーツ:5mmウェット

ご一緒した皆さま。

のんびりダイビング。あんまり先を急がずゆっくり泳いでいると、いろんな生き物たちと出会える気がします。たとえば私の大好きなイトヒキフエダイ。フエダイの仲間は、額から口にかけてのラインが好き。鼻の長い感じが、竹久夢二の描く女性を思い出させるんですよね。

さらにこんなに美しく背びれが伸長しているとなれば、好きにならずにはいられません。
イトヒキフエダイ

ゆっくりダイビングをしていると、お魚が逃げずにずっと留まってくれます。だから写真も撮れるし、観察もできる。良いことだらけです。

⇩私たちダイバーの存在に気がつく前のイトヒキフエダイ。模様を出してお休み中。
模様は、濃い茶色の横縞。岩に同化するためでしょうか?

イトヒキフエダイ

⇩ダイバーに気がつくと、模様を消して泳ぎだします(お休み中ゴメンなさい!)。
追いかけないでじっとしていたら、また戻ってくれました。

イトヒキフエダイ

⇩キヘリモンガラは、子供と大人の中間サイズ。まだ体全体がぷくっと丸くて可愛らしい。模様の黒い点が、モザイク画みたい。

キヘリモンガラ

⇩ハタタテハゼ。至る所で見かけるお魚ですが、その美しさは天下一品!淡い黄色の口元、目の周囲の青〜紫色、白から朱色へのグラデーション、繊細に伸びる背びれ、などどこをとっても100%綺麗な魚です。

ハタタテハゼ

⇩ヘリゴイシウツボ。めちゃくちゃ威嚇していました。でも細いから、なんか可愛い。

ヘリゴイシウツボ

最近、思っていることは、キホシスズメダイとオキナワスズメダイは似ている、ということ。
図鑑で見ると全然似ていません。だけど、フィールドでは混泳していることがあり、全く違和感がないんです。キホシスズメダイのはっきりとした黄色い尾ビレと、オキナワスズメダイの黒いラインの尾ビレが、色こそ違えど、同じようなインパクトを与えるからかな?思う今日この頃です。⇩キホシスズメダイの幼魚。

キホシスズメダイ幼魚

⇩オキナワスズメダイの幼魚。

オキナワスズメダイ

うーん・・・写真で見ると、全然似ていないですね。
でもでも海の中では、ホントに違和感ないんです〜!もうこれは現場で見ていただくしかないかも!

ササスズメダイの幼魚も混じっていました。
猫目と尾ビレ先の黒い点が特徴です。

ササスズメダイ

こんなにお天気が良いんだから、洞窟にも行かなくっちゃね!
天井から射す光がなんとも幻想的です。
だけでなく、今年はキンメモドキが大量に群れています♪ 奥からうねる様にその姿が現れた時には、呼吸が止まりました。まるで龍が迫ってくるみたい。

台風9号による海上時化で、船が全便欠航する前日のことでした。この後、お客様は無事那覇にお帰りになられました。
また是非いらしてください。阿嘉島でお待ちしています。

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