[あやnote] ビーチクリーンをしながら考えたこと

ビーチクリーン
2018/8/5
天気:晴れ
気温:32度
水温:29度
スーツ:5mmウェットスーツ
 
ダイビング出港前に、ビーチクリーンをしてきました。ご参加くださった皆様。
 
毎週の清掃活動でだいぶきれいになったかと思いきや、1週間で結構な量のゴミが流れつき、また、いつものルートをちょっと外れると大量のゴミが溜まっています。
 
一見きれいな前浜でさえこうなんだから、ゴミが目につくビーチはいかばかりかと思うと、ゴミが自然に及ぼす影響を考えずには入られません。

ゴミは主にプラスチック製品。

今までは、間違ってゴミを食べることで、胃がいっぱいになってしまい、排出できず・栄養摂取もできなくなり、死にいたるイルカやクジラなどが取り上げられてきました。

最近では、波にもまれて微粒子化したプラスチックが、貝類を始めとする海洋生物に摂取され、生物ピラミッドの階層をのぼるにつれ生体濃縮され悪影響を及ぼす、という問題も指摘されるようになりました。

ゴミの不法投棄等が自然界に及ぼす影響を踏まえ、世界各国では、プラスチック削減の取り組みがなされています。
例えば、EUで年初に発表された「欧州全体を対象としたプラスチックに関する戦略」では、2030年までにプラスチックを再利用可能、あるいは再生可能なものにする(=使い捨てプラスチックの全面禁止)とのことです。
フランスでは、2020年から使い捨てプラスチックが禁止されるようです。

プラスチックゴミが問題になっていることを知りつつも、日常的にプラスチックを消費している私。
プラスチックを使う時にはもう少し意識的になりたいと思います。

それからもう少し勉強しなきゃ。
そもそもプラスチックって何?という感じだし、投棄されなくても燃やす時にCO2が出るようだし、プラスチックの代替品として自然材料があるけど、自然材料を使うことの環境負荷を考えなきゃならないし、消費社会そのものを見直さなきゃいけないとも思うし、大きくは加工〜ゴミ処理にかかるエネルギー問題も絡んでくる。ある局面だけを見て行動を変えても、問題は解決できない気がする!

↓ビーチクリーンの様子。


↓巨大なゴミを見つけると、なんか嬉しい。

拾ったゴミは、スタッフがクリーンセンターに持ち込んで、処理をしてもらっています。裏方仕事、ありがとうございます!

 
ゲストの皆様のご協力をえて、前浜は綺麗になっていきます。
機会がありましたら、ぜひご参加ください。
よろしくお願いいたします。

毎週日曜朝は、ビーチクリーン!

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