レスキュートレーニング はやのログ

早野嘉洋

ご存知の通り、シーサーグループはダイビングショップの中でもなかなかに規模が大きく、当然お越しいただくお客様の人数もその規模に比例しています。

しかし母数が大きいという事は、その分事故の発生件数も比例して多くなってしまう恐れがあるのです。

それ故に、シーサーグループでは厳しい安全基準を設け、各業務の検定と定期的なトレーニングが義務付けられています。

先日恒例のレスキュートレーニングを行いましたので、その様子について紹介します。

 

まず、動画でプロによる心肺停止時の対処法を学びつつ、過去のトレーニングの様子を振り返りました。

ちなみにタキビラは元看護師。心肺蘇生に関しては講師役の私よりも専門的知識を持っています。

その後、いかにして事故は起こるのか。どうすれば予測して防げるのか、実際にシミュレーションを行い、呼吸停止やパニック状態、水中での救助などに対処する方法を学びました。

また、船長と連携して行動することも重要です。

ダイビングはとても楽しいスポーツですが、その安全性を保つためには、定期的なレスキュートレーニングが欠かせません。

例えば、水中ではマグロとカジキとロウニンアジとマンタとジンベイザメに会えましたが、不幸な事故が起こりました、ではダメなのです。

どれほど素晴らしい海を見せることができたとしても、無事に戻れなければ、全てが台無しどころかマイナスです。

その為には我々は優先順位を間違えてはいけません。

自分自身が緊急時にどう行動するかを事前にイメージし、トレーニングを積んでおくことが、万が一の事態に遭遇した場合には冷静に対処できるようになります。

また、新人スタッフに対しても、レスキュートレーニングをはじめとするトレーニングを積極的に行い、安全で快適なダイビング体験を提供できるようにすることが、ガイドとして、ダイビングショップとしての責務であると考えます。

溝端『うぐぐぐ………』

溝端『んぎぎぎ💦重い』

因みに一人でも引き上げが出来る様に練習しましたが、きっちりウエイト巻いて負荷増やしています。(合計74キロ)

体鍛えることも、それに気づかせることも責務ですからね!

早野でした!

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