水族館も好きだけど はやのログ 

早野嘉洋

なぜに水温が上がらんか!??

八月も中旬だというのに水温がまさかの26度。

天気がいい日が続いているとはいえ、いまだに海から上がった後のココアとレモンティーが大好評な今日この頃です。

 

ハイサイ早野です。

水族館で見る魚たちと、ダイビングで見る魚たち。

等しく尊く美しいことに違いはありませんが、ワタクシ個人的に決定的違いを感じるのです。

水族館勤務とダイビングガイド。どちらを選んだか今のワタクシをご覧いただきますと、どちらに魅力を感じたかは言わずもがなのダイビングです。

もちろん水族館を否定する気は毛頭ございません。

昔、美ら海水族館に足を運んだ際は、当時の彼女(プロダイバー)とガラスの前でお互いに解説しながら回ると言う奇妙なデートをしたものです。ああ懐かしい。

次々に表れる多種多様な魚たち。珍種希少種、大水槽で泳ぐロウニンアジの群れとジンベイザメには心が躍りました。そしてその素晴らしい展示を支える水族館の技術。努力と研鑽には心から感動したものです。

しかし、水族館スタッフの皆さんが長年の研鑽と比類なき技術の粋を集めても、ダイビングにはできて水族館ではできないことが一つあることにお気づきでしょうか。

それは、『水族館は水槽の中入っているもの以外は見られないこと』だと考えています。

必ず行けるとは限らない人気ポイント。

行けたとしても、空振りだってあります。

当たりの2時間後の海は全くの別物なんてことはザラ。ガイドの技術でも海は変わってしまうのです。

それだけに、期待に胸を膨らませ、『大当たり』を引いた時の高揚感!それはある種のギャンブル性ゆえに、そのリターンが大きかった時の感動はひとしおだと思うのですよ!

そして今日の下曽根は稀に見る大当たり!

最高の透明度の中、大小数十匹のイソマグロの群れ。ナンヨウカイワリのカップリング。グルクン、ウメイロモドキのカクテル。ロウニンアジ。ネムリブカ。カマストガリザメ!

まさに100点満点の下曽根でした!!

 

じゃあこれで満足か?これ以上はないか?と聞かれたら、もちろんそれはNO!

次回は100点以上の下曽根を求めて、これからも海況が許す限り船を下曽根がある南西に向けるのです!

早野でした!

 

タイトルとURLをコピーしました