心の余裕というのは一朝一夕では身につかない見本 はやのログ

早野嘉洋

すみません。ちょいとブログをさぼっておりました💦

久しぶりの更新となりますので、最近の慶良間の天気から。

 

天気:雨 線状降水帯なる用語がはじめて使われたとか!

気温:28度 それでも夏日なのはさすがだ

水温:25度 ・・・。

 

ちょっと待て水温。

6月初めは27度もあったのに、どういうこっちゃ!?と思いましたが、どうやらあの時は黒潮が沖縄に流れ込んだのでしょうね。水温が急激に上がって梅雨の前に夏が来た!とかウホウホ喜んであっさりドライスーツからシーガルに変えたのに、水中で鳥肌立てながらガイドする羽目になりましたやん。

まぁ、上方落語の『天災』じゃあるまいに空や海に文句言っても仕方ありません。スマートに気象予報士を法的手段に訴えましょう。

はいさい早野です。皆さんお変わりございませんか?久しぶりですが、私は見ての通り全く変わりありません

さてさて、寒ィ寒ィと文句をたれながらも海の中は賑やかそのものです。

特にスカシテンジクダイとキンメモドキがどこでも爆発してまして、ガイドが楽、見ごたえのある海が広がっています。

聞かれたことはありませんが、一番好きな珊瑚はと聞かれたら迷わずイソバナ!と答えます。

そのくらいこの珊瑚が好きですが、この珊瑚、流れが強い場所に生えるんですよね。

最近私は専らゆったりダイビングが好きなので、イソバナの特性が若干恨めしい。

慶良間定番の亀ちゃん。ゲストの皆さんはきっちり中性浮力をキープして亀に接近。もしくは指一本で水底に着底。ナイスアウェアー精神。

対照的に綺麗好きのアオウミガメがサンゴで甲羅をクリーニングしていやがりました。

この野郎、ひっぱたいてやろうかと思いつつ、我らダイバーが水中生物に手が出せないとしての大胆な犯行です。

春先から初夏にかけては何かと珍種に会える機会が多い気がします。

この子は『トラフシャコ』のオレンジバージョン。通称『バルタンシャコ』。

警戒心の強いシャコ類にしては気前よく近づかせてくれます。

さすが英名『ゴールデン・マンティス・シュリンプ』。名前まで気前がよさそう。

気前がいいのか肝が据わっているのか、私もこのくらいの心の余裕を持って生きたいものですなぁ。

 

初夏の引きに期待を込めて砂地をあせぐっていましたら、———ぐわっ!イテェッっ!!

砂に潜ってたカラッパに指を挟まれた!

なんちゅうレア体験させやがるんだこの野郎。ターミネーターみたいにアツアツのみそ汁に沈めてやろうか。もちろんかっこよく親指立てたサムズアップじゃなく、神家スタイルでだ!

 

 

・・・・・・。

いや、心の余裕どこに行った。思い出せ7行前に言ったあれだ。すぐさま脳内Googleで『カラッパ 料理方法』で検索するんじゃない。

 

2021年後半も私はこんな感じのようです。皆さんどうぞよろしくお願いいします。

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