[あやnote] 早朝、キンメモドキが外に出てた!!

ファンダイビング
根の表面に群がるキンメモドキ
こんにちは、佐藤あやのです。

2018/6/30
天気:晴れ(台風前夜)
気温:30℃
水温:27℃
スーツ:5mmウェット+フードベスト

台風7号影響で、本日のダイビングは早朝1本。朝6:40の集合です。
Yさん、お誕生日おめでとうございます。

今日の一番のびっくり!は、キンメモドキが全員外に出ていたこと。
「わー出てる〜〜〜!!!」
めっちゃ興奮しました!!

⇩2018/6/30 7:16
満潮7:48
大潮4日目
北浜にて

根の表面に群がるキンメモドキ

なぜなら、キンメモドキは昼間、根の虚(うろ)や洞窟の中など、やや閉所&暗がりにいるからです。
とはいえ今、爆発的に増えているキンメモドキは、虚におさまりきらず、根の表面に進出してはいたのですが。

いつも満杯になっている虚は、この通りすっからかん。
この時期の昼間、内部が露出することは決してないのに!!

ドラマですねー。
何してたんだろう、やっぱり捕食かな。
ちょっと流れていたので、プランクトンが豊富にあって、全員集合してたのかな。

一方その頃スカシテンジクダイはどうしていたんだろう??
今までの観察で、昼間、岩を覆っているスカシテンジクダイ達は、夜はどこかに行っているんじゃないかと予想しています。
どこへ行くのか?いつ移動するのか?大きな疑問だったはずなのに、キンメモドキに気を取られて、全く見ていませんでした。ヌカッター!

その他の生き物たち。

昼間は隠れているバブルコーラルシュリンプ。朝はシャボンの上にちょこんと乗っかっていました。

バブルコーラルシュリンプ

キンギョハナダイたちが良い具合に固まっていたので、一枚。これは朝だからというわけじゃなく、流れを回避していたんじゃないかな。

キンギョハナダイ

根の陰にはフタイロハナゴイ。フタイロハナゴイ流の避難は、岩陰です。

フタイロハナゴイ

同じハナダイ(キンギョハナダイ・フタイロハナゴイ)でも、微妙に違う行動を取っていたりして、興味がつきません。

先ほどのとは違う場所ですが、7:35には、いつも通りキンメモドキは暗がりに移動していました。

サンゴの下に群れるキンメモドキ

辺りも白々として、日常の風景が。
クロハギが逆さになって、ホンソメワケベラのクリーニングを受けています。
朝の身支度ですね♪
中層を浮いている時は、白いクロハギ。水底で休憩したり、クリーニングされてリラックスしている時は「黒くなる」という理解でいいのかな。

クロハギとホンソメワケベラ

同じダイビングポイントでも、時間によって、季節によって、違う表情を見せます。
毎日行っているからこそ、その違いがわかります。
毎年通ってくださるからこそ、その変化がわかります。

今回の台風では、慌ただしくお帰りになったお客様もいらっしゃいました。ぜひまたいらしてください。その時には、素晴らしきケラマの海をご案内できると思います!

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